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JAZZ Spirits

Everyone who has been here, know that Master of DB is considerable. He is a philosopher, poet and good baseball player. He wears a mustache. It is a symbol of D.B. The spirits of Jazz is to have own personality that we all develop in our life. Do what you can do by yourself! and enjoy it! He often says so.

Situation

開店当座の「ダウンビート」はずいぶんあかぬけた店で、本牧基地から米兵がよく演奏しにきて、夜を徹して賑わっていたそうだ。大きな米車が何台も空地に停めてあった。 

米兵の生演奏が賑わったというのはそのとうりだろう。店内はだいぶ広く、立型ピアノの置かれたフロアーには赤と黒の腰掛けが交互に四十席ほど並び、奥には八席のバーのカウンターがある。三畳間ほどの独立したレコード演奏室があり、つくりつけのレコード棚と、二連のLPプレイヤー、アンプがある。

プレイヤーはソニーとデンオンのダイレクト・ドライヴ、アームはグレースのジンバル・サポート型、カートリッジはシュアーのV15、アンプはアキュフェーズで、これらはジャズ喫茶の定番。スピーカーはアルテックのA7型ヴォイス・オブ・シアターだ。左右のスピーカーのちょうど真ン中にベースの甲板が貼りつけてある扉がある。天井には音響用の雲形板がとりつけられ、その板には一面に『ダウンビート』誌の切り抜きが貼りつけられ、Vディスク(米軍用35センチSP、Vはヴィクトリーの頭文字といわれる)の本物も鋲でとめられている。壁一面にかかっている黒人ジャズマンたちの油絵がちょっとしたものだ。

アートブレイキー、ピーターソン、ロリンズ、マイルス、そして、ニューオルリンズの古いジャズホールの入り口にジミー・ラッシングと思われるブルース歌手がたたずんでいる絵。これらは久保幸造の作だ。タバコの煙でいぶされて、今では油絵というよりヤニ絵になっているのがいっそうの値打ちだろう。

(『野毛的』平岡正明、解放出版社,1997(抜粋))

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ダウンビートまでのアクセス方法
JR 根岸線 桜木町駅下車 「野毛ちかみち」を通り、野毛方面へ。徒歩3分